あなたにぴったりな探偵の選び方【現役探偵 兼 法律家が教えます】
・探偵費用の相場ってどんな感じ?
・そもそも探偵って怪しくないか?
・探偵を選ぶ際のポイントはなに?
・探偵探しに疲れた…。
そんなあなたに、現役探偵兼法律家の私が探偵の選び方をお伝えします。
本記事の内容
・探偵費用の相場と、おすすめの価格帯をお伝えします。
・探偵選びで最も重要なのは、「価格」と「信用性」です。
・おすすめの探偵事務所を提案します。
この記事の執筆者である私は、法律の専門家である法務博士であり、法律の勉強をしながら調査員となった現役探偵です。法律の知識がこれほど役に立つ業種もなかなかないなと思いながら、やりがいを感じつつ日々の業務を遂行しております。
一般的に、探偵社はあまりにも高額だったり、いい加減な探偵社が非常に多いので、それならば、問題点をすべてクリアする探偵社を作ればいい、
ということで、自分で探偵事務所を立ち上げました。
探偵費用の相場ってどのくらい?
探偵を選ぶ・探す際は、まずもって相場を確認しましょう。
なぜならば、探偵費用が思いのほか高くて、そのために依頼を躊躇し、調査すべきタイミングを逃して泣きを見る、というケースが多いからです。
高いけど、その中でも色々あるみたい。ならば、せめて高すぎる費用を払わなくて済むように調べる。←これが超重要です。
以下では、モデルケースをもとに探偵費用の相場をお伝えします。
モデルケース
相場をお伝えするため、以下をモデルケースとして説明します。
【調査時間合計20時間】
・調査対象者(以下「対象者」)が勤務先を退勤する時刻(17時)より調査開始
・途中で対象者が不倫相手と合流し、タクシー移動、飲食を経てホテルへ入る
・翌朝ホテルを出て、両者が別れる
・同日13時頃、不倫相手が帰宅(不倫相手の住所特定)
※経費など、すべての費用を含めた相場を表示しております。
探偵社の基本的な相場
「探偵」と調べるだけで検索上位に表示される探偵社
モデルケースを前提として、60万円〜100万円(!)が相場です。そりゃあ誰だって躊躇しますよね…。
高額の理由は、主として広告費用の顧客への転嫁です。探偵業は特に広告費の比率が高い業界ですので…。
こんな金額をわかりやすく伝えてしまうと、消費者は寄り付かない。
なので、ホームページその他のサイト上で、様々な言い回しを用いて見栄えを良くしています。
もちろん、これらの探偵社は悪徳だ、ボッタクリだとは言いません。多くは高い調査能力を有していることも事実です(そうでなければ大問題です)。
しかし、こんな金額を支払ったら、不貞の相手方から慰謝料を得ても赤字になってしまいます。。
中堅探偵社(主に地域や内容を絞り込んだ検索をかけると上位に表示される探偵社)
モデルケースを前提として、35万円〜70万円あたりが相場です。やはり、主に広告費用が顧客に転嫁されます。
小規模探偵社
モデルケースを前提として、15万円〜50万円あたりが相場です。広告費用などはオーナーの裁量次第なので、状況に応じてかなり変動するかと思います。
おすすめの価格帯
モデルケースを前提として、
ずばり、全て込みで25万円〜45万円です!
費用対効果を考慮すると、私はこの価格帯がおすすめであると考えます。
理由
・【慰謝料請求のための「探偵費用」「弁護士費用」> 慰謝料相場】は回避すべきであり、この価格帯であればそれが可能。
・この価格帯であれば必要十分な調査体制を構築することが可能。
・この価格帯以上の費用で、仮に、調査設定日に対象者に動きがなければ、もはや取り返しがつかないほどの出費になる。
・超高額な調査機材が必要となり、それらの機材を多数有するのであればともかく、それ以外で費用が高額な大手に依頼する必要性は高くない(なお、超高額な調査機材が活躍する場面はまれです。)。
・逆に、安すぎると質の確保に不安が生じる(優秀な調査員の報酬は安くありません)。
・この価格帯より安い見積もりが出る場合は、調査終了後の予期せぬ追加請求の疑いが強くなる。
もちろん、探偵への良くないイメージなども考慮すると見積料金だけでは決められませんが、この価格帯の中で、ほぼすべての条件を満たす探偵社は一定数存在します。
そのような探偵社は、以下で説明する「探偵の選び方」を知り、それを踏まえて調べれば必ず見つけ出せます。
なお、探偵の費用について、より詳細な情報を以下にまとめておりますので、よろしければご参照下さい。
探偵費用の説明書【現役探偵が浮気・不倫調査例を基に教えます】
初めて探偵を使おうとしているが、その費用はどのくらい?探偵費用ってどうやって決めているの?「業界最安値」ってどうなの?探偵の費用を調べれば調べるほど、わけがわからん! そんなあなたに、現役探偵兼法律家 … 続きを読む
探偵の選び方(注意すべきポイント)
探偵の選び方について、注意すべきポイントは多岐にわたります。
そのため、よほど辛抱強く調べないと、途中で嫌になってしまうかもしれません。
以下では、注意すべきポイントを具体的かつコンパクトに説明しますが、共通して重要なのは、
「費用」と「信用性」です。
調査力・実績ばかりを推してくる探偵社は高額費用を疑え
調査力に差があるのは個々の調査員であり、探偵事務所間で"費用の差ほどの”差はありません。
そして、そもそも調査力・実績と"適正価格”が揃わなければ、その探偵社を選んではいけません。
その適正価格を知るために、まずは相場を知りましょう。
その上で、広告上の聞こえの良い言葉を鵜呑みにせず、必ず見積もりを取りましょう。
理由
・調査を成功に導くのは、個々の調査員の能力が大半です。
・例えば超高額な調査機材を有しているからといって、優秀な調査員からすれば、それが必要な機会は多くありません。
・費用をかければかけるほど調査力が高くなるのは当たり前です。
・度を超えた超高額な大手の調査費用を知ると、すべての宣伝文句が嘘に聞こえてきます。
・高額な探偵社ほど、広告上の料金がわかりにくくなっています。
例として、同じ調査内容で100万円かかる大手探偵社と、30万円で済む小規模探偵社があるとします。
大手探偵社では、自社で多くの調査員を抱えているが、全員が優秀な調査員というわけではなく、顧客側は調査員を選べない。他方で、小規模探偵社の場合は、大手で経験を積んだ優秀な調査員が少数精鋭で運営している。
これが全てだとすれば、大手探偵社を選ぶ必要はありませんよね。
確かに、小規模探偵社は玉石混交で、悪徳業者の割合は大手に比して高まると思います。
しかし、だからといって費用が3倍以上の場合があると、もはやどちらが悪徳業者かわからないと思いませんか?
この3倍以上の費用を払いたくないのであれば、「費用」を最優先としつつ、辛抱強く「信用性」の調査を行いましょう!
※この「信用性の調査」では、見積比較は必須です!
調査に当たる調査員の人数に気をつけましょう
探偵を探していると、「1時間〇〇円〜」という表記をよく見かけますよね?これは、調査員1人当たりの料金表示です。
では、実際の調査は何人で行うか、ですが、浮気・不倫調査では、2人体制での調査が基本です。探偵社としては、2人体制が最も費用対効果が高まるからです。
にもかかわらず、3人体制を基本とし、その人数分を請求する探偵社は少なくありません。
調査現場には2人しか出ていなくても、同様に3人分の費用を請求します。
1人で可能な調査でも、3人分の費用を請求します。
これは、小規模な悪徳探偵社の話に限られない、大手探偵社の話です。調査現場には出向かない、司令塔としての指示役を+1人として数えていたりします。
もちろん、3人体制を基本とする側の言い分もあるかと思いますので、あとは読者自身でご判断下さい。
…もう一度言います。
浮気・不倫調査では、2人体制での調査が基本です。
探偵社にとっても、顧客にとっても、それが最も費用対効果が高いからです。
※見積書でしっかりと確認しましょう!
「弁護士が選ぶ」で気をつけるべきこと
弁護士の立場で探偵を評価するのは証拠の質と量のみで、費用への考慮はありません。
弁護士に認められないような証拠しか取れない探偵は、例外・論外です。
探偵と弁護士は、顧客を紹介し合う相互利益関係にありますので、これらの両者で評価しあってもあまり意味はありません。
理由
・弁護士にとって、探偵費用の高い安いは関係がなく、探偵が獲得した証拠が裁判で通用すれば良いだけです。
・そうすると、弁護士に認められない、裁判で通用する証拠を獲得できないような例外的な探偵は、ただの悪徳業者です。「弁護士が選ぶ」とは、その悪徳業者よりマシ、ということを意味するに過ぎません。
・探偵を必要としている消費者は、弁護士を必要としていることが多い。そうすると、弁護士としては、探偵社は大事なお客様となります。お客様に対して、良い評価を下すのはアタリマエです。
口コミの怖さを知りましょう
探偵業界の口コミほど当てにならないものはない!
理由
・口コミはお金を払えば獲得できます(いわゆるサクラ)。探偵は1件あたりの利益が小さくないので、お金を払って口コミを獲得する価値があります(私も口コミ業者からの営業がありましたが、探偵業界では特に横行しているようです)。
・(相場より高額な)100万円を支払った後で「ありがとうございます!」という口コミには、信じられない思いがあります。。
・そりゃあ、ある程度の数をこなしていれば、それなりに口コミは獲得できますよね…。
※そもそも口コミって、良い評価と悪い評価があって、その割合と内容で判断するものじゃありませんか?
私は、悪い評価のないクチコミにはあまり意味がないと思います。
慰謝料請求額の相場を踏まえた費用での調査が可能であり、そのプランを提案してくるならば信用性(おすすめ度)は高い
慰謝料請求を前提とした探偵への調査依頼の場合、
【「探偵費用+弁護士費用」が「獲得できる慰謝料の相場」を上回らないこと】
これってものすごく重要ではないですか?
私自身は法的知識があり、探偵費用の相場を知っているので自分で判断できますが、普通は知らないことです。
知らないというより、「まさか赤字になることがあるなんて」という感覚が一般的ですよね。
赤字の可能性があることを自ら説明する・赤字にならないように提案してくれる探偵社もなかなかないと思いますが、「信用性」の構築って、こういうことの積み重ねが大切だと思います。
折を見て確認してみましょう。嘘つき・知ったかぶりに注意です!
探偵としての基本的な条件を満たしていること
探偵社として当たり前のことを、以下に列挙します。
一つでも欠けていれば悪徳探偵社確定です。
探偵社の基本的条件
・探偵業届出証明書を取得していること
・裁判に通用する調査報告書を作成できること
・探偵業法や、調査に関わる最低限の法律知識を有していること
・事務所があること
残念ながら悪徳探偵社は少なからず存在します。なのでこんな当たり前のことを書かざるを得ません。
その他の注意点(すべて大事です!倍以上の費用を掛けないためにも要チェック!)
・自作自演(ステマ)サイトに注意 ← 完全に公平・中立なランキング・おすすめの検索上位サイトはいまのところ存在しないです。
・聞こえのいい言葉ばかりでその中身がない場合に注意 ← 「業界最安値」「安心」「顧客満足度1位」などは納得のいく根拠をしっかり確認しましょう。
・「成功報酬制度」に要注意 ← 必ずしも「浮気がなければ無料」ではないですよ!
・調査員としては素人の面談員(カウンセラー)に注意 ← いくら善い人でも、費用が高額であれば疑いの目を向けざるを得ないです。
・費用対効果が大事 ← 高額機材を有する100万円の探偵社を選ぶか、通常の機材を有する30万円の探偵社を選ぶかを慎重に考えましょう。高額機材が必要となるケースは稀です。
・どんな検索ワードでも上位の探偵社は特に注意 ← 高額な広告費用を掛けているのが大半であり、その費用は顧客から回収しなければ成り立たないのは当然です。
おすすめの探偵事務所
これまでに書いてきた注意点をすべてクリアするのが、我がジュリス探偵事務所です。
「結局宣伝かよ!」
という声が聞こえてきそうですが、お許しください。だって本当におすすめなんです。
その真偽の確認は、弊所ホームページと、見積もりにてご確認下さい。
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