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生涯の苦楽を共にすると誓ったパートナーから不倫されると、相手のことを一切信じられなくなります。

それまで相手のことを深く信用し、すべてをゆだねていた場合は、人間不信に陥ってしまうこともあるのです。 

また、人を信じる行為そのものに恐怖心を抱いてしまい、一人ぼっちになった気分になることもあります。

不倫というのは、明らかに「やった側」が悪いです。

にもかかわらず、不倫の事実を問い詰めると逆ギレをされる場合があります。

例えば、

「俺が大変な時に話を聞いてくれなかったのはどっちだ！」

「お前だって不倫をしているんじゃないのか！」

などです。

もちろん不倫される側にも多少の原因はあるでしょう。

とはいえ、不倫という行為は犯罪ではないものの、賠償責任が生じる法律違反です。

どんな理由があったとしても、「やった側」が悪くなります。

それにもかかわらず逆ギレされてしまうと、

「私だって辛いのに」

「不倫したのはあなたでしょ」

と、やりきれない気持ちでいっぱいになってしまうでしょう。

相手の不倫を許し、家庭を再構築するという決断をした場合、心の傷と闘いながら生活をするということ以外は、全てこれまで通りになります。

離婚をする場合は、様々な手続きが必要になりますし、周りにもいずれ公表しなければならなくなるでしょう。 

また、これまで近くにいたパートナーがいなくなり、一人で生活をしていくことになります。

しかし、家庭を再構築すると決めた場合は、このような大きな変化を回避できるようになるのです。

女性の中には、旦那の収入に頼って生活をしているという方もいるでしょう。

離婚をしてしまうと、旦那の収入をあてにすることができなくなりますので、生活するだけのお金を自分で稼がなければならなくなります。 

しかし、離婚をしないという決断をした場合、これまで通りの生活を送れるようになりますので、経済的な不安を抱えずに済むのです。

旦那の不倫に目をつむり、家庭を再構築するという決断をすれば、子どもに迷惑や心配をかけずに済みます。

小さな子どもにとって、両親の存在というのはとても大きいです。

不倫をした、されたというのは夫婦間の問題であり、子どもには一切関係のないことですよね。

中には、

「いつか絶対に離婚するけど、子どもが20歳になるまでは関係を続ける」

という夫婦もたくさんいるのです。

相手の不倫を許すと決めたとしても、不倫をされたという事実が覆ることはありませんので、しばらくは相手のことを信じられないでしょう。

「しばらくってどれくらい？」

と感じる方がいるかもしれませんが、１か月や２か月ではほぼ不可能です。 

場合によっては相手を再び信用できるようになるまでに、数年の月日がかかることもありますので、覚悟しなければなりません。

先ほども解説したように、不倫をされたという事実は何がどう転んでも覆りません。

そのため、この先相手と喧嘩をしたり、相手の外出が増えたりすると、

「また不倫かも・・・」

と思うようになるでしょう。 

不倫をされた場合、それがトラウマになり、何年経っても何十年経っても蘇ってくることがありますので、長い目で向き合っていかなければなりません。